弁護士 友弘克幸からのコメント
とある会社で正社員として勤務されていた方(60代男性)です。
在職中に、ご家族とともに相談にお見えになりました。
「毎日の長時間労働でほとんど休みも取れず、うつ状態となっても退職させてもらえない」
という悲痛なご相談で、特にご家族がご本人の心身の状態を心配されていました。
ご本人も「いったん退職して休養をとりたい」とのご希望でしたので、弁護士が内容証明郵便で退職を通告することにしました。
また、聴き取った労働実態をもとに弁護士が計算したところ、未払いの残業代は数百万円にのぼると思われましたので、退職通知と合わせて残業代の支払いを求めました。
もともとタイムカードがない職場で、労働時間を立証するための資料は十分ではありませんでしたが、最終的には会社側の弁護士との交渉の末、会社側が一定額の解決金を支払うなどの内容で、解決となりました。
退職にともなう手続き(社会保険や雇用保険など)もきちんと行われ、スムーズに退職できました。
ご本人も退職後、休養をとられたことですっかりお元気になられ、ご家族ともども大変喜んでいただくことができました。
この事案のように、当事務所では、未払い残業代請求だけではなく、いわゆる「退職代行」にも対応可能です。
「退職させてもらえない」というお悩みがある方も、お気軽にご相談いただければと思います。
K様(60代男性)
こちら側の資料が不十分にも関わらず、思った以上の結果を導いて下さったことに、今は感謝しかありません。